21 August 2007 / Tuesday

すてきでないわけないだろう

Filed under: Music 音楽 — argyle street tea room @ 0:01:40

何年ものあいだ探していた CD をやっと手に入れた。ジャズピアニスト屋良文雄さんの「カルテッドライブ」。いまはもうない渋谷ジャンジャン jean-jean での1998年のライブ録音盤だ。

沖縄ジャズの草分的存在である屋良文雄さん。那覇の「寓話」と言う名のジャズクラブのオーナーでもあって、今でも毎晩のようにステージにたちピアノを奏でている。那覇を訪れたときは、必ず久茂地のその寓話で、おだやかでリズミカルで、とびきりやさしくて愉快なその音楽を聴く。そして、ビートに委ねるようにカラダを揺らす。もちろん、美味しい島料理と泡盛はかかせない。

「沖縄のジャズは、ほかにはないジャズなんだよ。」
と語る屋良さん。

繰り返し聴く CD の音には、沖縄ジャズのエッセンスが詰まっている。大洋から届くおおらかで自由な南風をそこから感じることができる。
このライブ盤のラストナンバーは、スティービー・ワンダー Stevie Wonder の「Isn’t she lovely」。屋良さんの定番。たくさんの愛が詰まった、ぼくの大好きな曲だ。

Isn’t she lovely
Isn’t she wonderful
Isn’t she precious

すてきでないわけないだろう
素晴らしくないわけないだろう
大切でないわけないだろう

手拍子と歓声の向こう側、屋良おじさんの屈託のない笑顔をぼくは想い浮かべ、とてもしあわせな気分になる。


「那覇の夜 寓話」
http://www.argyle-street.com/blogs/2006/02/blog-post.html

22 July 2007 / Sunday

以来、ジョビンの曲ばかり聞いている。

Filed under: Music 音楽, Book — argyle street tea room @ 0:33:21

吉本くんのブラジル、そしてぼくの英国の旅の土産話を、いつもの新橋でゴーヤチャンプルーを頬張りながらしていた。
彼は、アントニオ・カルロス・ジョビン A.C Jobim の生誕80周年を記念して企画された「カチア catia」によるジョビンのトリビュート・アルバム「Catia Canta Jobim」の録音を兼ねて訪れていた。
彼が切り取ったリオデジャネイロの多くの写真を、ぼくは熱心に眺めながら、見果てぬ地球の裏側の、晩夏のイパネマの白い砂浜に、あるいはあの丘に厳かに聳えたつコルコヴァードに、想いあふれる。
そのイメージの断片が、発売中の「週刊朝日」の巻末に掲載されている。

「自分の音楽の多くはリオの美しさによるものだ」
とジョビンが語ったように、リオの美しい風景と雄大な自然は、彼に大いなるインスピレーションを与えたのだ。
「ボサノバの源流を訪ねて」 文=吉本 宏

ジョビンが愛したリオの豊かな自然を描写し、文末をこんな素敵なフレーズで締めくくる。
さて、ぼくにとってクリエイティブに対してのインスピレーションの源って何なんだろう?
そんな風に想いながら、今日もぼくはジョビンのレコードをターンテーブルに丁寧に乗せる

01 July 2007 / Sunday

Free As a Bird

Filed under: Music 音楽, Polaroid ポラロイド, Photograph — argyle street tea room @ 11:06:45

YouTube で、Beatles ビートルズの “Free as a Bird” のヴィデオクリップを眺めてた。
なみだが溢れるほどの珠玉の映像。自身がまるでマージーサイドにスリップしたかのような気分になる。
この視線は、常に街を見下ろし守り続けているリバプールの象徴 Liver Birds の眼なのかもしれない、と思った。

Free as a bird
That’s a next best thing to be
Free as a bird

鳥のように自由に。それは、2番目に大切なこと。

この曲の歌詞には、「1番」大事なことが何なのか何も書かれていない(遺されていない)。
ジョンは教えてくれていない。
一方で、ジョンはこんなコトバも残してる。

ぼくが これまで どうやってきたかは おしえられる けど
きみが これから どうするかは じぶんでかんがえなきゃ

1番大切なことは、そう、じぶんでかんがえることかあ

08 April 2007 / Sunday

Shout To The Top!

Filed under: Music 音楽, Polaroid ポラロイド, Photograph — argyle street tea room @ 11:33:31

さくら。春。四月。新しい季節がまたここに。
窓際のオリーブも、ふたたび、やわらかな緑の葉をつけはじめた。
よく立ち寄る珈琲豆屋でイベントのフライヤーを貰った。

SHOUT TO THE TOP
2007.4.14 sat
at cafe vivement dimanche KAMAKURA

さくらを見上げたとき、ポール・ウェラー paul weller のようにスマートに、高らかに叫びたい気分になった。

01 February 2007 / Thursday

The Killing Moon

Filed under: Music 音楽, Polaroid ポラロイド, Photograph — argyle street tea room @ 12:06:59

P.M 4:25 の北東の空。暮れかける空に月。
先日、ヌーベル・ヴァーグ Nouvelle Vague のアルバムをもらった。
「Bande À Part」。ゴダールの「はなればなれに」!(タランティーノも拝借してるね。)
バンド名がヌーベル・ヴァーグ。
カヴァーしてる曲が、ニュー・ウェイヴ New Wave。
サウンドが、彼らの解釈のボサノヴァ Bossa Nova。
すべてが、あたらしい波。 不思議な気分。最高の確信犯だね。

「Bande À Part」のオープニング曲は、エコー&バニーメン Echo & The Bunnymen の大傑作 キリングムーン The Killing Moon。

Under blue moon I saw you
so soon you’ll take me…

そういえば、エコバニは、リバプールだったね。
再来週、久しぶりにマージーサイドに行ってきますー

11 January 2007 / Thursday

小さな願い

Filed under: Music 音楽, Polaroid ポラロイド, Photograph — argyle street tea room @ 12:17:43

いい天気なので、白い自転車、ルイガノに乗って、大船まで。図書館、郵便局、銀行、無印良品、観音食堂、フレッシュネス・バーガー。
途中の風景。青い空に教会の白い建物がコントラストを作っている。
ルーテル教会。
宗教にはちっとも詳しくないけれど、なぜかしわせな気持ちになる。
この教会は、小さな保育園も併設していて、遅くにここを通ると、お母さんやお父さんが、子供を迎えにきているのをよく見かける。 仕事の帰りなんだろうね。ほんと遅い時間に。
でも、みんな笑顔で。
その時もまた、ちょっとだけ厳かでしあわせな気持ちになる。
そんな夜は、ステンドグラスの窓からきれいな光が溢れ出ている。

♪playlist: I say a little prayer / burt bacharach

10 November 2006 / Friday

Live Flyer

Filed under: Design デザイン, Music 音楽, Art direction — argyle street tea room @ 12:54:51

ちょっとした知り合いのライブのお知らせです。
今回、訳あってフライヤー flyer をサクッと手伝いました。
シンプル&プレーン、モダンなタイポグラフ typograph で。
A全のポスターでもOKな感じ。
横浜山手です。
お近くの方はぜひ。

the DRY
12 Nov (sunday)
start : 19:00
charge : 1,000yen (without drink)

at ANGELS CLUB
横浜市中区立野73-1F
tel : 045 625 0171
JR京浜東北・根岸線「山手駅」徒歩1分

06 February 2006 / Monday

那覇の夜 寓話

Filed under: Music 音楽 — argyle street tea room @ 20:52:12

那覇に来ると必ず訪れるジャズクラブ「ライブ・イン・寓話」。沖縄ジャズシーンの草分け的存在、ジャズピアニスト屋良文雄さんのお店です。
12年前、近くのホテルに滞在していて、音楽が聞きたくなって、ふと立ち寄ったお店でした。泡盛をやりながらチャンプルーをつまみ、心地よい音楽を聴き、からだを揺らす。ピアノトリオの凛々しさ、ジャズの生音、クラブの興奮に魅了されるおおきなきっかけでした。
その数年後、いまはなき渋谷ジャンジャンでの渾身のライブ。横浜から駆けつけた、あのハートウォーミングな演奏のことを僕は今でもはっきりと記憶しています。
そんな昔話を、2度目のステージをおり、美味しそうに泡盛を飲む屋良さんにしました。僕の肩をポンポンと3度叩き、くしゃくしゃの素敵な笑顔で、杯を合わせてくれた屋良さん。
その夜は、アルトサキソフォンを加え、ジョビンの「イパネマの娘」で軽やかに、「枯葉」でしっとりと、「A列車で行こう」「チュニジアの夜」ではじけて、寓話はダンスフロアに!
屋良さんのピアノは、おだやかでリズミカルで、とびきりやさしい。にがい過去さえも吹き払う、大洋から届くおおらかで自由な南風が、きっとそうさせているんだろう、と思う。

沖縄のジャズは、ほかにはないジャズなんだよ。

やさしいまなざしでそう語る屋良おじさんの音楽はやっぱり素敵です。ジャズはひとなり。

ターララ・ターララ・タラララッ、ターララ・ターララ・タラララッ♪
「チュニジアの夜」のフレーズをリフレインしながら、ホテルへの道を歩きます。那覇の夜、やさしい春風が南から。

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