05 March 2008 / Wednesday

牛腸茂雄

Filed under: Photograph, Book, Museum, Art — argyle street tea room @ 19:31:49

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技術に頼っていたり、流行りだったり、スタイリッシュだったり。
そういった表現物は世の中にたくさんあるけれど、それとは違う視線の延長線上にある芯がしっかりしていて決してぶれない普遍的なものに子供の頃から憧れを持っていた。
換言するとそれはふつうで永遠で精神的に深みのあるものと云えるのかもしれない。
牛腸さんのコンポラ写真は、ぼくにとってまさにそれで、普遍的な深い美しさがそのモノクロームの中にいつもある。いたって日常的な光景にそのなまなざしを淡々と傾ける姿勢に深い永遠性を感じる。彼の写真へのピュアな態度が、あるいは幼少時に患った病と闘い続けていたという事実が、ぼくには捕まえきれそうでつかめない永遠の一瞬を切り取らせているのだろうか。

“Punk is attitude, not style.”
ジョー・ストラマーがかつてそう語ったように、本質はスタイルには宿らない。

わたしいまめまいしたわ」現代美術にみる自己と他者
東京国立近代美術館
2008年01月18日(金)〜2008年03月09日(日)
http://www.momat.go.jp/Honkan/Self_Other/index.html

《写真》牛腸茂雄 “SELF AND OTHERS” 1994(未来社)より

29 October 2007 / Monday

近美

Filed under: Design デザイン, Polaroid ポラロイド, Photograph, Museum — argyle street tea room @ 12:29:02

鎌倉、鶴岡八幡宮の境内。源氏池の畔に厳かに佇む、ミッドセンチュリー・モダン、神奈川県立近代美術館。
モダニズム建築の巨匠、ル・コルビュジエ Le Corbusier の系譜を引き継ぐ、この美術館はやっぱり美しい。
季節毎に、あるいは散歩のたびに、そのフォルムをフォルムに納めることは、ぼくのささやかなライフワークのひとつになっている。

海からの傾いた太陽の日差しがその壁面に当たり輝いている。そして、中庭も。

29 September 2007 / Saturday

眼と首

Filed under: Design デザイン, Polaroid ポラロイド, Photograph, Museum — argyle street tea room @ 12:40:45

「女性は眼と首。」と言ったのは、ファッションフォトの帝王 リチャード・アヴェドン Richard Avedon。

マックス・マーラ Max Mara の美術展の巻き4つ折ブローシャー。
グリッドを丁寧につかっての、心地よく安心のグラフィックス。
表紙のモデルフォトは、そう、リチャード・アヴェドン Richard Avedon の手によるもの。
眼には Catch Light。首をやさしく包むコートのフォルム。すこしだけ現れている右の首のライン。そして、正面・白バック。
ヒトは称してこう云う、ポートレイトの詩人と。
この上なく美しい写真だと、ぼくは思う。
「花」にたとえた彼の冒頭のセリフ。仄かに美しい匂いがする。

05 July 2007 / Thursday

なにわのトらやん

Filed under: Design デザイン, Polaroid ポラロイド, Photograph, Museum, Art — argyle street tea room @ 10:58:39

こどもたちが世界の終わりを生き延びられるように。未来もサバイバルできるように。

そんな願いとメッセージが込められた世紀のトリックスター「なにわのトらやん (c) Yanobe Kenji」。
使命感を抱え、ひとり佇む姿に、何故かぼくの涙腺はゆるむ。
その先に何が視えてる?

横須賀美術館、開館記念《生きる》展にて。
こどものための最終兵器、「ジャイアント・トらやん」は必見。

http://www.yokosuka-moa.jp/
http://www.yanobe.com/

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