12 June 2008 / Thursday

海の森の募金

Filed under: Design デザイン, Polaroid ポラロイド, Portfolio ポートフォリオ — argyle street tea room @ 9:53:20

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いつも募金って難しいなあと思っている。

先日、JC主催の安藤忠雄氏の講演を聴く機会があった。
「新東京論」。
その中で、東京湾のゴミの埋立地を、緑豊かな森に変える「海の森」プロジェクトの話をしていた。

皆さまへ。
「海の森」プロジェクトへの募金のお願い。東 京湾のゴミの埋立地を、緑豊かな森 に変える「海の森」プロジェクトを発足させました。この「海の森」を起点として、新たな風が 海から東京の街へ吹き込んでくるはずです。その風は、街だけではなく、我々日本人の生活、 そして市民の心にも、豊かな自然をもたらしてくれるでしょう。「海の森」をつくるための 植樹を、市民(民間)からの募金で実施したい、と私は考えています。古来より我々日本人は、 美しい自然を愛でる心を生活の中で表現し、その心を次世代に伝えるために常に行動して いた民族でもあります。例えば明治神宮。この深く美しい森は、全国からの献木と当時の 若者のボランティアによる植樹で創られました。行政にまかせるだけでなく、市民の「志」で 森をつくってゆくことは、今日の世界的規模の環境問題に対して、解決策のひとつの提示に もなるでしょう。世界中にゴミの山があり、「海の森」は東京の森ではなく地球の森として、 世界へ向けて、「自然とともに生きる」というメッセージを届けることができると考えて います。かつて焼け野原になった街・東京は、先人たちの努力によって復興されました。今度 は私たちの手で緑豊かな森をつくり、次世代の子供たちに美しい自然を愛でる心を伝えたい と考えています。未来の東京、日本そして地球のために、皆さん一人一人の「志」をどうか募金 に託してください。よろしくお願い申し上げます。

建築家 安藤忠雄(緑の東京募金実行委員会 海の森事業委員長)http://www.kouwan.metro.tokyo.jp/uminomori/contents/jp/index.html

このプロジェクトもオリンピック誘致との絡みでいろいろと問題があるのも知っている。
そして、エコも声高々に訴えるのも難しいなあと思っている。
ただ、個人レベルで自分のできる範囲でアクションを起こすことはいつでもできるし、それがすべての始まりだし、結局それだけなのかなと思う。
自分のマンションのベランダに緑を少しずつ増やすように、ささやかだけれど自分の眼の高さの「志」を一本の緑の苗に託したけれど、さてさて50年後夢の島に素敵な海の森はできるのだろうか。

もうすこし軽やかにスマートに募金やエコに取り組めることができるシクミがデザインできないものか、ちょっと思案中。

05 June 2008 / Thursday

ちいさな Handybike 8

Filed under: Design デザイン, Print, Portfolio ポートフォリオ — argyle street tea room @ 19:43:02

しばらくまえに、ハンディバイクを手に入れた。ドイツの自転車メーカー IKO社がデザインした美しく機能的な折り畳みスモールバイク。
専用のバッグに入れ電車に乗って旅先へ。
8インチの小さなタイヤだけれど、侮るなかれスイスイ颯爽と走る。
ちいさなエコ。
ちいさなクルマに乗る。石けんシャンプーを使う。エコバッグを持つ。電池は充電する。リサイクルする。紙タオルは使わない。FSC認証紙を使う。
個人レヴェルのささやかなエコだけど、自転車を漕いでいるときそんなことをふと想う。

04 June 2008 / Wednesday

june bride

Filed under: Design デザイン — argyle street tea room @ 13:20:40

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6月1日、古くからの友人の結婚式で帝国ホテルに。
フランク・ロイド・ライトの面影はもう無いけれど、ナショナルホテルとしての威風堂々さがいたるところに。

ジューンブライド。
6月の花嫁はとても美しく、すべてがハッピーな宴でした。

14 May 2008 / Wednesday

ポラロイドフィルム・フォーエヴァー

Filed under: Design デザイン, Polaroid ポラロイド, Photograph, Portfolio ポートフォリオ — argyle street tea room @ 19:18:08

polaroid remote shutter button #112 package

ことしの8月でポラロイドのフィルムの生産が終了することは以前のポストで書いた通りです。残念だけれど、企業がある決断をするということは、その理由があるということ。つまりはデジタルに流れてちっとも売れない。ぼくらサイドの態度の問題でもあるのです。かつての 126フィルムと一緒。ドライかもしれないけれどモノというものはいつかかならずその役割の終わりがくるもの。モノはモノ、ぼくはそう思っています。

一部でポラロイドフィルムの生産継続を願う運動があって、ぼくのところにもそのような主旨のメールがいくつかきたりします。
その中で、ただ単純に生産継続を訴えるのではなくいくつかの代替え案を用意して運動を行っている「ポラロイドフィルムForever」というサイトを紹介をします。商売の種にしていない感じなのでちょっとだけささやかに応援です。以下にメールの文章引用します。

「ポラロイドフィルムForever」というポラロイドフィルム生産継続運動をはじめました。

http://www.d1.dion.ne.jp/~kudar/Polaroid_Forever/

米ポラロイド社は本年8月でポラロイドフィルムの製造を終了することを発表しています。
デジカメに押されてのことと思いますが、ポラロイドは35mmにもデジカメにもない味があります。
これがなくなってしまうのは、文化の危機と考え、ただいま3人でサイト運営しています。
できれば、この署名サイトを多くの人に知ってもらい、いろいろな人やいろいろなお店で署名活動をしていただけたらうれしいです。
よろしくお願いします。

もし、ポラロイドフィルムの生産が延びるのであれば単純にそれはそれでうれしいし、フィルムが手に入るまでぼくはPolaroid SX-70 や 690 を使っているはずだと思う。今もそうで、横浜某所の昔ながらのちいさなカメラ屋さんで 600フィルムをなんとか手に入れています。ある “特別な理由” があってその店は在庫を絶やさず保っているらしいけれど、でも、買えなくなったらそれはそれまで。
だって、写真ってカメラで撮るものじゃなくて、ヒトが撮るものだからね。
恵比寿の東京都写真美術館でやってる森山さんの展覧会を見るとそれがしっかり正しいことだと思える。

16 March 2008 / Sunday

World Wide Wonderland

フルーツシール・カレンダー2008

ことしのフルーツ・シール・カレンダーはどうでした?

おかげさまで、Fruit Label Issue cal:2008 “World Wide Wonderland” は、すべてなくなりました。国内はもちろん、ことしもいくつかのカレンダーは海を越え、ロンドン、ロス、トロント、ベルリン、ハンブルグ etc へ。
ショップやいろいろな”ルート”でご購入いただいた方々には、この場を借りて深く御礼を申し上げます。
来年2009年度版は、早めに作れるようがんばります。

さて、つい先だって、共同制作者の吉本 宏くんに、フルーツ・シール・カレンダーを「10部」を譲りました。なけなしの最後です。
神戸・三宮のセレクトCD・レコードショップ、「ディスク・デシネ disques dessinee」さんに置いてもらっているようです。まさに貴重なデッドストック・モノ!(ディスク・デシネさんにもこの場を借りて深く御礼申し上げますー)

https://www.disquesdessinee.com/?mode=item_view&no=13048

「デシネ dessinee とは仏語で “デザイン” を意味する言葉。商品すべてをセレクトすることによって自らのお店を “デザイン” しているつもりです。」
と語るディスク・デシネさん。
音源のセレクションはぼく自身大好きなトーンを感じます。ふつうに音楽が好きな方は、ぜひぜひデシネさんのウェブサイトへアクセスをどうぞ

disques dessinee ディスク・デシネ
兵庫県神戸市中央区栄町通 2-1-2 日東ビルディング B03 〒650-0023
078 321 3008 ;Phone
12:00 - 20:00 ;Open
https://www.disquesdessinee.com/

15 March 2008 / Saturday

終わりとはじまり

Filed under: Design デザイン, Music 音楽, Art direction, Polaroid ポラロイド, Photograph — argyle street tea room @ 13:43:01

ポラロイド社が、インスタントフィルムの生産を 2008年夏で終了することを発表した。つまり、ぼくが長く使っている SX-70 や 690 のランドカメラがもう使えないと言うことだ。フィルムがなければ写真は撮れない。世界各地で存続へ向けた署名活動が行われているようだけれど、そしてポラロイド社は8月まで生産を続けるというけれど、もう既に大手カメラ量販店ではポラロイドフィルムは店頭に並んでいない。
淋しいけれど始まりがあるものには、すべて終わりがある。

一昨日、ロゴシンボル、演奏会のフライヤー・チケットのデザインをしたクラングフォーラム KLANG FORUM の第一回公演を観るために三鷹まで行く。久しぶりに黄色い電車に揺られた。クラシックに造詣は深くないけれど、音楽を好きなひとりとしてとても愉しく濃密な時間だった。音楽は身体に響く生音に限る。
心地よい疾走感と無垢な熱さ。これがぼくの持った印象。
とりわけメンデルスゾーンの「スコットランド」だ。グラスゴー出身、アズテック・カメラ Aztec Camera の「ハイランド・ハードレイン High Land, Hard Rain」をふいに想い起こさせた。ジャンルも時代背景も異なるけれど、時より現れる美しいケルトの旋律と瑞々しい想いは強くぼくの心を打つ。

公演のグラフィックのデザインをディレクションする前に、クラシックマニアである古くからの友人、永峰くんにこう尋ねた。
「演目は、”ジュピター” と “スコットランド” 。キーワードはなんだろう?」
彼は、間髪入れずこう答えてくれた。
「最後の交響曲。」

かつて、さよならのことを「終わりははじまり」と表現した街角の吟遊詩人がいた。”終わり” は決してそこでおしまいなのではなくて、新しい “何か” がそこから確実にはじまる(はじめる)のだという未来へのメッセージだった。一方、アルバム「High Land, Hard Rain」の中の一曲で、古くなってしまった音楽への終焉を告げ、その甘さと苦さを飲み干したうえで新しい季節へ歩き出すことを高らかに誓った若き詩人ロディ・フレーム Roddy Frame が居た。
KLANG FORUM の若き主宰、指揮者の角田さんが、なぜこのふたつの曲を記念すべき第一回の演目としてセレクションしたかわからないけれど、ぼくらはそのロゴやグラフィックスに、ドイツのパウル・レナーが作った “未来” を意味する「フーツラ Futura」という書体を選んだ。

今日、ぼくは新しいカメラを手に入れた。
確かに、始まりがあるものにはすべて終わりがあるし、そこからあたらしくはじまる “何か”、はじめる “何か” も確かに存在するのだろうと想う。
いろんなイメージの断片がシンフォニーのようにつながり重なり合い「終わりとはじまり」というフレーズがひとつのテーマとしていまぼくの頭の中でリフレインしている。

03 February 2008 / Sunday

Klang Forum “Vivace”

Filed under: Design デザイン, Music 音楽, Print, Art direction, Portfolio ポートフォリオ — argyle street tea room @ 19:15:01


KLANG FORUM クラングフォーラムの第一回公演「Vivace ヴィヴァーチェ」のフライヤー、チケットのアートディレクション&デザインを、また併せて KLANG FORUM のロゴマークのデザインをしました。

KLANG FORUM
2000年9月、東京藝術大学芸術祭のために指揮者角田鋼亮によって結成された「モーツァルト・オーケストラ」を母体に、更なる活動の飛躍のため2008年に再結成されたオーケストラ。
メンバーは、国内外でソリスト、室内楽、オーケストラ等で活躍する東京藝術大学卒業者を中心に構成されている。「モーツァルト・オーケストラ」時代、2000年から2003年にかけて7回の演奏会を開催。2002年8月には初のオペラ「魔笛」を、2004年には「フィガロの結婚」を上演し、いずれもチケットは完売、その功績はメディアにも高く評価された。
「クラング・フォーラム」と名称を変えた今後は、オーケストラ活動のみならず、オペラ公演はもちろんの事、舞台、美術、建築などの分野とのコラボーレーションを計るべく、複合芸術組織団体を目指している。
「クラング」とはドイツ語で響きの事を指す。 (more…)

03 February 2008 / Sunday

ぼくらが旅に出る理由

Filed under: Design デザイン, Polaroid ポラロイド, Photograph, Web Design — argyle street tea room @ 0:27:40

Metro Logos of the World!
http://mic-ro.com/metro/metrologos.html

世界の地下鉄のロゴマークを集めたウェブサイト。
それをポラでパシャリ、ジー。
デザインの宝庫。

flicker にアップしたら、世界中の frickr 仲間がノートを付けてくれた。
「これ Newcastle-Upon-Tyne。」
「ロンドン・アンダーグラウンド。」
「これは san francisco’s muni だよ。」
「liverpool!」
「台北だよー」
「僕の住むオランダのメトロ。」
「ニューヨークシティです。」なんて具合。
この世界にはたくさんの地下鉄があって、生活に寄り添い、いまも誰かを目的地に運んでいる。
「ぼくらが旅に出る理由」は、お気に入りのメトロが目的でもいいのかもしれないね。
トリップしそうなくらい美しいロゴマークを眺めていたら、そんな気分になった。

01 February 2008 / Friday

Riding the Fire on Amazon

Filed under: Design デザイン, Music 音楽, Print, Art direction, Portfolio ポートフォリオ — argyle street tea room @ 23:58:19

昨年、argyle street tea room がアートワークを手掛けた、ピッチチュナー Pitchtuner の新しいアルバム “riding the fire”。
日本のアマゾン amazon.jp でも販売がはじまりました。
くわしくはこちらから!

The new album is called ‘Riding The Fire’ and truly bears the ideological depth in the name. Pitchtuner never have surrendered to newest hypes such as New Rave at these days. Moreover, they stepped, ran, flew their own way. That is why ‘Riding The Fire’ is once again a Disco Rock album, but does not either serve distorted sounds as heard for the last 6 month nor has it got twisted Neo Punk attitude. It is just Pitchtuner, fresh and lively again.

01 February 2008 / Friday

エコバッグ

Filed under: Design デザイン, Print, Polaroid ポラロイド, Photograph — argyle street tea room @ 11:21:06

たとえば、クリエイティブが環境に対して何ができるか? というひろい視点ではなく、ただただシンプルに、エコバッグ ecology bag を作りました。
argyle street tea room オリジナルデザインです。

いつでも、ちゃんと、ふつうに使う。
アーガイル・ストリート・ティールームのエコロジー・バッグ。
厚地タイプで、無漂白。
ポピュラーで便利なミディアムサイズです。
もちろん「エコ認定マーク付き」。
デザインは、シンプルなロゴ・タイポグラフで。

詳しくはこちら、アーガイル・ショップからどうぞ

www.argyle-street.com/shop/

01 February 2008 / Friday

住吉の久寿餅

Filed under: Design デザイン, Colour, Polaroid ポラロイド, Photograph, Shop — argyle street tea room @ 11:18:38

以前にここで「黄色と茶色」の配色が好きだと書いたことがある。
この間、実家の川崎大師に寄ったとき、門前の住吉の久寿餅の包装紙を見たら「ああ、ここからなんだなぁ」と思った。
きな粉と黒蜜。
黄色と茶色は、甘くてオイシイ記憶。

14 January 2008 / Monday

バート・バカラック Burt Bacharach

Filed under: Design デザイン, Music 音楽 — argyle street tea room @ 16:30:17

ピアノに向かうときはいつも、アタマの中で小さく「バート・バカラック」と呟くことにしています。
ぼくの永遠の憧れです。

小西康陽

2008年2月、バカラックが11年ぶりに来日します。
昔々、ぼくはバカラックをピチカートの小西さんに教えてもらった。
バカラックの曲を聴いて、音楽家になりたいという淡い小さな願いを簡単に諦めた。だって、こんなに甘酸っぱくも洗練されたポップミュージックを、ぼくには到底作れっこないと想ったから。

数々の美しいスコアを生音を聴けるなんて、ほんとうに愉しみです。

10 January 2008 / Thursday

花とオマージュ

Filed under: Design デザイン, Polaroid ポラロイド, Photograph — argyle street tea room @ 11:44:06

花の写真はちょっと苦手なところ。
よく知らないからだろうね。
でも、光琳の描いた花や木は子供のころから大好きだった。ほんものより好きだった。
画という名のグラフィックデザイン。とくに「燕子花」(かきつばた)。
よく模写した。
ポラの写真は燕子花じゃないけど、そのインスピレーション。そして、最大級のオマージュ。

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