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30 March 2010 / Tuesday

Telegramme on Issuu

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 過去にもこういったパブリッシュ・サービスはあったけれど、この「Issuu (you publish)」は、かなり完成度が高い。インターフェイス・デザインもシンプルでいい感じ。ソーシャル的な機能アプローチもしっかりあって、いろんな連携が想像できる。ウェブとよりシームレスな関係を持たせたい雑誌やフリーペーパー、ブローシャー… はもってこいのツーツだろう。
 知り合いの Sarah が、この「Issuu」を使って「Telegramme - Issue One」というあたらしいフォトマガジンを作った。さっき、ちらっと眺めてみたのだけれど、とても美しい仕上がりに少しびっくりしているところ。ちなみに、この「Telegramme」に、ぼく自身 Contributors のひとりとして、ポラロイド写真をいくつか提供しているから、ぺらぺらっと試して欲しい。

http://issuu.com/miametro/docs/telegramme_issue1

“Telegramme”
A photography showcase magazine, aiming to bring a few of those heart calming moments together. Featuring Cari Ann Wayman, Lillian Wilkie and Katie Gilbert plus an article by Sami Kelsh and pieces by Sarah McLean. Designed and created by Sarah Hill & Aaron Jeewood (C) 2010

29 March 2010 / Monday

大谷地層空間

Filed under: Design デザイン, Photograph, Selection, Book, Art — argyle street tea room @ 18:55:45

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 宇都宮近郊の大谷町へ。目的は、大谷資料館。ずっと訪れたいと想っていた。廃坑となった大谷石の採掘場坑内を資料館として公開している地層空間だ。東京ドーム1個分の広さを有している大谷でも最大級の大きさらしい。
大谷の大谷石。かつてフランク・ロイド・ライトが手掛けた旧帝国ホテルでふんだんに使われていたことが有名だろう。薄カーキ色をした柔らかでやさしげな表情が特徴なこの石を、ここ関東では、比較的よく見かけることができる。ル・コルビュジエの門下生、坂倉準三が設計した鎌倉の神奈川県近代美術館の一階の外壁に使われているのは、きっとこの大谷石だろうと思う。
 びっくりした。取り立てて驚くことが少なくなってきた今日日、この空間には本当に驚いた。日頃、ぼくらの美の鑑賞の対象とは自然が創り上げた風景や事象であったり、クリエイターが自身のイメージを昇華させたところに生まれる作品という名の創造物であったりするのだけれど、大谷は違った。ヒトが建造物に利用する目的で100年に渡り石を切り出し続けた結果、至る所に垂直・水平の巨大で坑跡が生まれた。創造を意図せずに削られた美しい地層、そして創造を意図せずに形作られた坑という創造物に、素直に心打たれる自分がいた。ヒトの限りない欲求と自然が生み出した地層との崇高な戦いの果ての純粋無垢な創造物のように思えた。100年という歳月をとおして、掘削がこの地層空間を造り、その等価交換として、地上には旧帝国ホテルに代表するヒトが安心・安全に暮らすための住処が造られた。
 建築家の安藤忠雄は、自署の「連戦連敗」(東京大学出版会 2001)で、大谷石を切り出していくことで段々と劇場が形づくられていくに至る「大谷地下劇場プロジェクト」について記している。興味のある方ははぜひ一読のほどを。

大谷地下劇場プロジェクトの意義は, 建築を目的としたものではない開発行為の結果をそのまま建築空間として読み替えるという逆転の発想があります. 建築のためのエネルギー消費は一切必要としないわけで, その意味では究極のエコロジー建築だと思うのです。

28 March 2010 / Sunday

Defender 110 でやって来た。

Filed under: Design デザイン, Photograph — argyle street tea room @ 23:27:39

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 いやぁ、Defender 110 は大きい。チョウトンホワイトだからより大きく見える。身体の大きなギャレスが小さく感じるから、相当なサイズなのだろう。ちょっとだけ古い Defender。やれ具合がいい加減になってる。Panda 900 のボクシーなフォルムと似ていてなんだか 90 あたりに食指が動く。クルマは、やっぱり平面硝子で、四角くなくちゃいけない。
 今日、古くからの親友、ギャレスが Defender 110 に乗って我が家へやって来た。数年前までは(お互い相当暇だったから)毎週夜な夜な新橋あたりで泡盛を酌み交わしてた。互いに忙しくなり、最近ではそれが時々になってしまったけれど、”同郷の友” として彼が元気でいてくれることはうれしい。彼は、ぼくに成熟した大人の個人主義をいつも教えてくれる。それは、互いの考えへの敬意と批評。ぼくにとって、漱石の「私の個人主義」のようなものなの。もちろんそこには、オープンな気持ちが常に横たわっていなくちゃいけないんだけれど。一方、モンティ・パイソンよろしくシュールでアイロニーたっぷりの英国ジョークは、ぼくの好みのひとつ。あんなブラックでインテリなのはキライだよ、といつも彼は云うけれど、いやいやー
 彼は、常々 Land Rover に乗りたい、と云っていた。イングリッシュ・ジェントルの彼には、やっぱり Land Rover がよく似合う。新緑の季節にはハイランドにキャンプに行こう。お約束の “八重泉” をラゲージにたくさん積み込んでね。

20 March 2010 / Saturday

カメラ日和〈レッツ・アウトドア!〉

Filed under: Polaroid ポラロイド, Photograph, Book, Portfolio ポートフォリオ, news — argyle street tea room @ 8:00:16

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 カメラを中心としたライフスタイルマガジン「カメラ日和」に、編集部から依頼をもらい「海とボート」のポラロイド写真を提供しました。

〈特集〉レッツ・アウトドア! 〜 被写体求めて、アウトドアな旅へ。

なかなかよい雰囲気のポラなので、書店で見かけたら手に取ってペラッと捲ってみてください。カメラ日和〈5月号 vol.30〉は今日発売です。紙面の都合で、100字コメントが若干削られてたのが残念でしたがー

ぼくが撮り貯めている「ちょっとだけ高い所から」シリーズの中からの1枚。“God uses polaroid”。友人のひとりはこの写真を観てそう云った。そんな大袈裟なつもりは到底ないけれど、客観的な鳥の眼差しはいつも意識している。

 手持ちのポラロイドフィルムも残り3箱になってしまった今日この頃、このシリーズ「ちょっとだけ高い所から」で個展なんぞしたいなあと、密かに想っています。

18 March 2010 / Thursday

はなうたパン屋 - les pains chansonnette

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 明日、晴れてオープンをする「les pains chansonnette〈レ・パン・シャンソネット〉」。パンの国際レシピコンテストで数々の受賞歴を誇る山内靖史さんのお店です。縁あって、ロゴシンボル、ロゴタイポグラフ、コピーを担当しました。
「はなうたパン屋」。我ながらすてきなコピーだと思います。
たくさんのヒトが集い、いつも愉快で軽やかな “はなうた” が聴こえる場所になるよう願っています。

“はなうた” がいつも聴こえるパン屋。
そして、バゲットを抱えて帰る少年もまた “はなうた” を。
カジュアルさと軽やかさ、愉快さを表現している。
フランスの古いイラストのようなトーンは、懐かしさを与え、
手書きのあたたかさは、パンが永遠に持つそれに通じている。

argyle street tea room
ArtDirection, Illustration and CopyWriting_ m.miyara
Design_ h.kawaguchi

les pains chansonnette 〈レ・パン・シャンソネット〉
愛知県田原市東赤石3-7 サンコート田原 1F 〒441-3416
tel & fax. 0531 22 7123
営業時間. 7:30 - 18:30
定休日. 日曜日

17 March 2010 / Wednesday

てんくうびより

Filed under: Design デザイン, Art direction, Colour, Photograph, news, Logo ロゴ — argyle street tea room @ 22:19:00

てんくうびより

 ソーシャルでオーガニックなハンガリーウォーター「てんくうびより」のパッケージとロゴのAD & Design を担当しました。ちなみにこれは〈紅梅〉ヴァージョン。たくさんのカラー・バリエーションを、僕のあたまの中ではすでにストックしています。
以下、プレスリリースから一部抜粋です。

「神田の屋上庭園育ち。無添加ハーブ化粧水が社会を変える。」

千代田区の企業・団体が合同で、皇居のお膝元、千代田区神田のオフィスビル屋上生まれのオーガニックハーブを使った無添加化粧水「てんくうびより」を企画販売し、障がい者就労支援NPOなどと共同し、都心の屋上緑化推進に取り組みます。

■伝説のアンチエイジング美容液「ハンガリーウォーター」を再現
ハンガリーウォーターは、13世紀ハンガリー王妃御用達の伝説の美容液です。世界最古の美容液と言われるこの調合を、防腐剤・アルコール不使用で再現しました。ハーブ由来の引き締め成分、抗酸化成分を豊富に含み、ローズマリー由来のウルソール酸が皮膚細胞を活性化させます。

■社会を変える? 無添加化粧水
「てんくうびより」は、補助金や寄付等による運営、低い収益率といった、障がい者就労支援事業の常識、そして、コストがかさむ屋上緑化の常識に挑戦するブランド。都会のど真ん中の屋上庭園で育ったフレッシュなハーブで化粧水を作り、売上の一部を基金として貯蓄し作業にあたる障がいのある人たちの作業工賃や庭園の維持管理に充てるという、これまでにない試みです。化粧水売上の10%程度を基金に回し、初年度の年間目標額を12万円に設定しています。
この取り組みの企画は地元の企業団体が共同して行いました。屋上庭園管理を活用した障がいのある人の作業訓練を手がけるNPO法人 WEL’S 新木場が、商品企画・販売は株式会社フルフリが担当します。初回ロットのボトルのうち90本は、お隣のビルの大商硝子株式会社から提供をうけ、ラベル印刷は九段下の株式会社陽幸社が担当しました。ボトルデザインは、デザインスタジオのアーガイル・ストリート・ティー・ルーム代表、宮良当明氏が手がけました。なお、この事業は、「千代田まちづくりサポート」の助成を受けています。
「てんくうびより」の販売は、株式会社フルフリの通販ホームページで行うほか、千代田区内外のカフェならびに雑貨店、そして、神田祭、HappyFesta、アースデイ2010、エコプロダクツ展などの地域の祭礼や野外エコイベントで行う予定です。

■参考:「てんくうびより」商品詳細
2010年4月正式発売予定。初回200本限定生産。100ml - 2,100円。
全成分表示:水、芳香蒸留水 (温州みかん花水、ローズマリー水、レモンバーム水、ゼラニウム水)、グリセリン、 ローズマリーエキス、白樺樹液、ベタイン

http://www.wels.jp/project/archives/116

08 March 2010 / Monday

The Limits of Control / Jim Jarmusch

Filed under: Design デザイン, Film / Cinema, Selection, cinema — argyle street tea room @ 10:21:04

雨の日曜日。ジム・ジャームッシュの「The Limits of Control」を劇場で。相変わらず絵画的なフィルム。美しく完璧な映像(写真)を丁寧に丁寧に紡いでいく。スペインの光と空気を色濃く感じさせるロードムーヴィー。20年を経て再び “列車” にて登場するコードネーム〈分子(モレキュール)〉の工藤夕貴が “謎” で可笑しかったが、ここには「宇宙には中心も辺境もない」と確信をつくセリフが用意されている。
全編を通してキーとなるふたつのエスプレッソ。ここからいろんな対比を読み解くことができる。これからの世界はよりリキッドな方向へ進んで行くだろう。No Limits, No Control. そこで必要なものは個々の確固たる想像力に違いない。

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