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24 October 2009 / Saturday

Waitrose, UK

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ロンドンに行ってきた。スーパーマーケット巡りの取材で。
といのはうそで、近所のスーパーの商品群の写真。ここ最近、そのスーパーでは、英国の Waitrose の商品がちらほら取り揃えられている。合併後、ピーコックストアの提携商品がいくつか入ってきているようだ。Waitrose といえば、英国の John Lewis 系列のスーパーマーケットなんだけれど、オリジナル商品のパッケージデザイン、タイポグラフィーがなんと言っても素晴らしい。数年前、ロンドンを訪れた際、その美しいグラフィックに目がそうとう眩んでしまった。どうってことないふつうのセンターレイアウトだったり、Futura と Helvetica をミックスしたふつうのモダン系タイプフェイスのようにみえるけれど、それがまた素晴らしい。「細部に神は宿る」。普遍性を感じる丁寧さと繊細さを細部に埋め込み、いたってふつうに現している。(ふつうに見えるように現している、といったほうが正しいか)
アーガイル恒例のフルーツシールカレンダーの2009年板にも、この Waitrose のフルーツレ―ベルをいくつか使わせてもらったけれど、すこぶる評判が良かった。こんな小さなシールにまでもしっかりとコントロールが行き届いている。
ふだん、アルファベットを使うネイティブにとって、このデザイン群、とくにタイポグラフはどう映るんだろう。時より、友だちの英国人 Gareth に聞いてみるのだけれど、どうやらセンスの問題らしく要領を得ない。日本語への日本人の捉え方も千差万別だから、やっぱりそのヒト次第か。
昔から、こんな美しい佇まいのトーンを持ったタイポグラフィーを日本人として”日本語”で表現したかった。いたってシンプルでふつうな感じで、でもそこには永遠性を持った丁寧さと繊細さが埋め込まれているものを。

16 October 2009 / Friday

Detour Tokyo

Filed under: Design デザイン, Fruit Label / Sticker フルーツシール, Art direction, Selection, Book, Art, Shop — argyle street tea room @ 15:33:23

Detour 展のオープニングレセプションの招待状を MOLESKINE 代理店のカファさんからいただいていたから、昨夜、神宮前の MoMA Design Store へ。時間がなくて、少しだけしか居ることができなかったけれど、なかなか面白いイヴェントだった。モレスキンは、いろいろと遊べて愉しいなとあらためてそう思った。伊東豊雄さんのモレスキンが、なんだかツボだった。
このYoutubeは、当日のもの。ぼくも映っている?

[Detour展 東京]
2009年10月16日-11月4日

Detour(デトゥア)は、世界を舞台に活躍しているアーティスト・建築家・映画監督・デザイナー・イラストレーター・文筆家、音楽家が参加している、文化性や創造性をテーマとしたモレスキンのプロジェクトで す。 Detourはこれまで、ロンドン(2006)、ニューヨーク(2007)、パリ(2008春)、ベルリン(2008秋)、イスタンブール(2009春) で開催され、2009年秋、東京は表参道のMoMA Design Storeにやってきます。
会場では、展示されるノートブック1ページ1ページをめくりながら、参加作家のクリエイティブプロセスに間近で触れることができます。

MoMA Design Store
東京都渋谷区神宮前5-10-1 Gyreビル3F
営業時間 11:00 – 20:00
定休日 なし

50冊のノートブックは、トンネル状の特設スペースの中に展示されます。
参加作家のうち23人は日本人で、伊東豊雄(建築家)、押井守(映画監督)、妹島和世+西沢立衛/SANAA(建築家)、原研哉(グラフィック・デザイナー) 深澤直人(プロダクト・デザイナー)、松井えり菜(アーティスト)(敬称略)などが参加します。
日本人の作家とともに、トード ボンチェ(オランダ)、フェルナンド&ウンベルト カンパーナ(ブラジル)を含む7組の国際的な作家も新たに参加します。

壮大なストーリや物語のあるイラストが描かれたノートブックや、彫刻、現代アートとデザインの断片を垣間見ることができるノートブックもあります。 会場では、コットンの手袋をして、展示されるノートブックの1ページ1ページをめくりながら、参加作家のクリエイティブプロセスに間近で触れることができます。

参加作家
青木淳、新井惇一、伊東豊雄、伊藤節&志信、押井守、川崎和男、河瀬直美、喜多俊之、キタイシンイチロウ、隈研 吾、佐藤オオキ、須藤玲子、妹島和世、西沢立衛、原研哉、服部一成、深澤直人、ホンマタカシ、松井えり菜、宮本英治、三宅信太郎、森俊子、横尾忠則、吉本 直貴、ジョセッペ アマート、ロン アラッド、ジュリオ イアケッティ、ジョルジオ ヴィニア、マッシモ ヴィターリ、ハンス ウルリッヒ オブリスト、フェルナンド&ウンベルト カンパーナ、ロベルト カラッチョーロ & ルイジ ガッロ、マルティ ギセ、エミオ グレゴ & ピーター ショルテン、スティーブン グアルナッチア、グエナエル ニコラ、カテリーナ ネッリ、ローレン ゲルベー、カリム サイド、アルド シビック、ジョヴァンニ ソッリマ、ヨープ ファンリースハウト、モレノ フェラーリ、イヴ ベアール、トード ボンチェ、キューン マルヴェッツィ、アントニオ マラス、ロス ラブグローブ、カリム ラシッド、ジュリア ローマン

http://www.moleskine.co.jp/Events/Detour-Tokyo

12 October 2009 / Monday

ちょっきんきりえ展vol.4 ABECEDA26 へ。

Filed under: Design デザイン, Music 音楽, Photograph, Museum, Art — argyle street tea room @ 19:57:22

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空き空きの第三京浜を颯爽とパンダを飛ばして、世田谷深沢の天童木工PLYへ。
YUYAくんの「ちょっきんきりえ展 vol.4 ABECEDA26」。会期ぎりぎりでようやく立ち寄れた。
本人もちょうどいて、小一時間ほど一緒に写真を撮ったり、話をして愉快な時間を過ごした。
新作はいくつか新しい方向性のものも垣間みれて、今後がひじょうに愉しみ。とりわけ、「Z」の Zoomがなかなか新鮮だった。ぼくがいつも撮っているポラロイド写真のスクエアにインスピレーションを受けた作品とのこと。なんだか嬉しい。
こんど大きなポスターサイズ(B0とかA0)で、作品を作ってもらおうかなあと思った。
この展覧会は、明日の10/13まで。お時間があればぜひぜひどうぞ。

http://info.tendo-ply.jp/?eid=229

追伸:
ぼくが会場を後にしたすぐに、「Zoom」が売れたそう。知り合いではない男性の方が買ってくれたらしい。ナイスセンスです!!

12 October 2009 / Monday

秋の夜長に

Filed under: Design デザイン, Photograph — argyle street tea room @ 9:49:26

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大学からのもうながいつきいあい、菊名のTくんJちゃん宅へ。庭で、カワイイ三人娘と一緒にワイワイ、いつものようにバーベキューを楽しんだ。たっぷりの肉をはじめ、なす、秋刀魚、しいたけと秋の食材とタイユヴァンのワイン。とりわけ、長瀬クンよろしく炭焼きオリジナルバーガーが最高だった。もう、グルメバーガーなんていらないって感じ。
澄んだ空気のひんやりさと虫の声。初秋が気持ちいい、こんな季節のバーベキューもいいものだと思う。いろいろありがとう!

09 October 2009 / Friday

1984

Filed under: Design デザイン, Film / Cinema, Selection, Book — argyle street tea room @ 20:51:14

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つい最近、メインの Macintosh が壊れて大慌てした。まだ一年も経っていないのに、ハードワークなのかな。どれだけ依存している「道具」か改めて再認識する機会になった。時々思うのだけれど、10代のころに Macintosh に出会わなければ、たぶんぼくはデザインの仕事はしてなかっただろう。

いま「1984」を読んでいる。幼少期に怖い思いをしながらページを捲っていた記憶があるけれど、ついこないだハヤカワepi文庫から高橋和久訳の新約版が出たから、また読みなおしているところだ(旧版は絶版だった)。そうそう、村上春樹の「1Q84」じゃなくて、ジョージ・オーウェル George Orwell のほう。まだ村上版は読んでいない。ちょっとひねくれてるのだろうかと思いつつも、オーウェルの「1984」の近未来世界ロンドンにグイグイと引きづり込まれている。

今回の新約版の目玉はなんといても、トマス・ピンチョン Thomas Pynchon の解説だろう。昨日のノーベル文学賞では、村上春樹とともにまたしても落選してしまったけれど、互いにいつ獲っても不思議ではない受賞候補であり、現代のアメリカを代表する作家のひとりだ。ただでさえ寡作で知られる彼が…と考えると、この1984に強い思い入れがあることがわかる。もし、旧約版を読んだことがあるのならば、このピンチョンの解説だけでもぜひ読むことをおすすめしたい。素晴らしい解説を提供している。

ジョージ・オーウェルは未来の1984年を、村上春樹は過去の1984年を描いた。半世紀を経て、細い赤い糸で結ばれたふたつの作品を読み比べてみるのも秋の夜長の愉しみのひとつ。ぼく自身1984年には何をしてたんだっけ? 実際には1984年に何が起こったのだろうか? うまく思いだせないのだけれど、のちにぼくの進路を左右させられることになる Macintosh を Apple が誕生させたのがちょうどこの年だった。

このムーヴィーは、当時の Apple の CM映像だ。政府や大企業だけが保有してた大型コンピュータをパーソナルなものへ。Apple は、ジョージ・オーウェルの「1984」のイメージをモチーフにしてこのムーヴィーを1500万ドル費やして作った。それは、ビッグブラザーをビッグブルー(IBM)に置き換え、既存の権力への反抗、そして新しい時代の到来、自由と希望を高らかに唄ったものだった。

On January 24th, Apple Computer will introduce Macintosh.
And you’ll see why 1984 won’t be like “1984″.

なぜ、1984年が(ジョージ・オーウェルの小説) “1984年” のようにならないかを、あなたはきっと知ることでしょう。

03 October 2009 / Saturday

ちょっきんきりえ展vol.4 ABECEDA26

Filed under: Design デザイン, Music 音楽, Colour, Selection, Museum, Art, news — argyle street tea room @ 10:58:19

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友だちの YUYA くん(with 吉本くん)の展覧会のお知らせを。
今回も世田谷深沢の天童木工PLY で。
オープニングパーティーには、別の所用があって行けなかったけれど、次の土日かな、愉しみにしています。

「ちょっきんきりえ展 vol.4 ABECEDA 26」

きりえアーティスト:YUYA
音楽選曲:吉本宏(Sweet Surprise)

会期:2009年10月1日(木)〜10月13日(火)
会場:天童木工PLY 併設展示室
住所:世田谷区深沢4-35-7深沢ビル2F
TEL:03-5758-7111
アクセス:東急田園都市線「駒沢大学」より徒歩15分
または東急バス「深沢不動」よりすぐ

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きりえアーティスト、YUYA(ユウヤ)。

自らの手で描いたラインを、カッターやはさみでリズミカルに切ってみる。
あたたかくやわらかな〈ちょっきんきりえ〉。
ミッドセンチュリーの商業美術を思い起こさせるモダンな感覚のタッチや構図、色づかいで、楽しい空気感をもったアイディアにコトバを加えて詩的に表現された作品の数々は、従来の”きりえ”の枠にはとらわれない自由さに溢れています。

今回のテーマは〈ABECEDA 26〉。
ABECEDA(アベツェダ)=チェコ語でアルファベットという意味。アルファベットの各文字から連想されるコトバとモチーフによる、26点の新作を発表します。
素直なユーモアを折り込んだ明るいアイディアとあそび心。
グラフィックデザインから絵本のようなタッチまでテイストを軽快に行き来する作品の数々は、見る人を軽やかな気持ちにします。

会場の音楽は Cafe Apres-midi をはじめとする CDライナー・ノーツなどを手がける吉本宏氏が選曲。
昼下がり、夕暮れなど時間の移ろいに合わせて、作品のテイストにあわせた選曲でお届けします。
さらに、天童木工PLY の家具をプラスした〈ちょっきんきりえの部屋〉で、きりえ+音楽+家具による心地よい空間を心ゆくまでお楽しみ下さい。

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【YUYA(ユウヤ)】
きりえアーティスト。
武蔵野美術大学建築科卒業。
2005年 切り絵を用いたイラスト〈きりえ〉の活動を本格的に開始。
2007年 東京・桜新町「Oru.ギャラリー」にて初の個展「ちょっきんきりえ展」を開催。
2008年 5月 PLY併設展示室「ちょっきんきりえ展 vol.2 絵+音楽+インテリア」を開催。
2008年10月 PLY併設展示室「ちょっきんきりえ展 vol.3 おいしいコンポジション」を開催。
2009年 vol.3の巡回展として、新潟・長野・表参道・群馬でも展覧会を開催。
詩集の挿画やフリーペーパー、チラシのイラストを手がけるなど、その活動は幅広い。 《人がにっこりする絵》をテーマに大好きな音楽を聞きながら、日々イラストを制作している。
オフィシャルブログ「ちょっきんきりえの部屋」

【吉本宏(Sweet Surprise)】
音楽文筆家。
SUBURBIA〜Cafe Apres-midiプロダクツでの執筆やusen for Cafe Apres midiの選曲、MUZAKや澤野工房、セレスト、Spice of Life、disques dessineeのライナー・ノーツなど手がける。2007年、アントニオ・カルロス・ジョビンの生誕80周年を機にリオデジャネイロを訪れ、フランス在住のブラジリアンシンガーCatiaのジョビン・トリビュート・アルバムのレコーディングレポートや、映画「This is BOSSA NOVA」のパンフレットのためのカルロス・リラへのインタビューなどを行う。2009年にはイタリアのシンガーソングライター、ジョルジオ・トゥマの国内盤ライナーノーツを手がけ、彼の音楽の魅力を国内に紹介するなど、多岐にわたり活動を続ける。

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