アラーキーの横浜美人100人撮り!
雨が止んだ昼下がりの午後、散歩がてらに横浜美術館へ。ちょうど、1Fのグランドホールで荒木さんが公開で写真を撮っていた。
そのホールの上の2階の欄干から真下に、その撮影風景を眺めた。例のペンタックス67。周りのスタッフもフォローしてくれないほどの、 例の下ネタオンパレード。マエストロの振る舞いを、仕事の現場を(耳をソバ立て)子供のように目を爛々と輝かせて長い時間見入ってしまった。
「まあ、ね、シャッター押すのには近寄るタイミングも必要なんだけど、去り際のタイミングというのが絶妙じゃないといけないの。ここが憎まれるか愛されるかの分かれ道ですよ。難しい。なにかいい風を残していくってことが問題なの。たいがいね、悪臭を残して帰るヤツが多い(笑)。」
と「天才アラーキー 写真ノ方法」(集英社新書)で自身がそう語っていたけれど、モデルとの接し方ははまさにそう、絶妙。繊細でやさしい。みんな、とびきり嬉しそうに恍惚の表情で帰って行く。
自分で言わなくても天才は天才だ、ってつくづく思った。コミュニケーションの天才。愛される天才。生、死や別れ、性、愛、自分自身のこと、そういうものをすべてひっくるめて理解し(あるいは理解しようとして)、結局のところ写真はヒトが撮るものなのだ。
あ、あと、たぶん、はなちゃんもセンスの天才。スタイルではない態度をしっかり持っている。
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