13 October 2008 / Monday

Snap!

近頃は、Snap に夢中だ。
Snap とは、Yashica ヤシカのスモールフィルムカメラのこと。発売は1978年だから、ちょうど30歳を迎える古いカメラだ。
しばらく前に、近くの古道具屋でデッドストックの奇麗なこのカメラを偶然手に入れた。絞りもシャッタースピードもOK。レンズに曇りも傷もないほぼ新品だ。
LOMO ロモと同じ固定の4点ゾーンフォーカス。レンズは38mm / F2.8、トリプレットの3群3枚構成。
周辺光量が足りず四隅が暗くなるいわゆるトンネル効果や、しっとりと潤ったやさしい描写は、今のデジタル(あるいはハイテクなフィルム一眼レフ)ではなかなか味わうことができない。つまりはファジーでローファイなんだけれど、写真の魅力は実のところそこの周辺あたりにあるようにぼくはずっと想っている。
この Snap は、ぼくの好きなイメージに上手に変換してくれる。確実で鮮明な記録ではなく、ちょっとだけ曖昧でやさしい記憶へ。
軽くて手のひらサイズでどこにでも持ち歩ける Snap は、その名のとおり、散歩に出かけ普段の日常のできごとや生活の一部を軽やかに切り取るスナップショットにぴったりだ。
もう、Lomography なんていらない!とは云わないけれど、ブラジル製の Snap のほうが自由でゆるやかでちょっとだけ明るく撮れるように想う。

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