竹富島の安里屋ユンタ
美ら島、竹富の集落での一枚。
polaroid SX-70は、ヒトを安心させるみたいだ。
このカメラでポートレートを撮るとなんだかリラックスしたすてきな写真が撮れる。
「おじぃ、写真撮っていい?」
(SX-70を指差してそう声をかける)「…」
(無言で、うん、とうなずく)
パッシャ。ジーー。舌を出すようにフィルムが出てくる。
少しずつ色がついてくる。その写真をおじぃに見せる。笑顔になる。もう一枚撮らせてもらう。もっと、おだやかな表情に。
お気軽でおもちゃのようなデジカメや携帯カメラ、あるいは重たくて機械のお化けのような威圧的な一眼レフとは違って、「魔法のアラジン」と呼ばれるそのカタチや風貌や仕組みは、相手の気持ちをゆるやかにする。
写真はたがいの気持ち。ぼくは、「魔法」のこの機械のおかげで、一歩、その被写体に近づくことができる。それは、実際の距離とハートの距離。
これは、二枚目のポラ。おじぃが、八重山の珠玉のメロディー「安里屋ユンタ」を唄ってくれたその風景。
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