02 february, expofrut / banana

Thursday, February 2nd, 2012

02 february, expofrut / banana

 さあて、二月はフルーツシールの “王道” をひた走るバナナから「EXPOFRUT」の出番です。色光の三原色 RGB が、黄色地にくっきりと浮かび上がります。
 フルーツシール愛好家の鑑賞のポイントのひとつとして、これまた “王道” を行くのがシルクスクリーン印刷の「版ズレ」です。このシールは、見事なまで気持ちよくずれている。華麗なる乗算加減と言えるでしょう。版ズレによって地の白(インクがのらなかった部分)が、表出しているものも個人的な好みです。このデザインをしたデザイナー(きっといるのでしょう)にとってみれば、ハプニング的な印刷のズレなど、きっと考慮に入れていないはずですから、こんな風に地球の裏側で版ズレの美を語られること自体、はなはだ迷惑な話だと思います。でも、やっぱり美しいものは美しい。制御できないこの愉快で自由な、 “デザイナーにとっての” 不慮の事故は、この小さなキャンバスに濃淡と奥行きとゆるさをドラマティックに生み落とします。ぼくらにとってのハッピー・ハプニング。
 とりわけ、ここでぼくの眼をひくのが「EXPOFRUT」の下の「FRUTAS CON SABOR A FRUTAS」のタイポグラフ。なんのことはないボールドなサンセリフだけれど(これは素直にヘルヴェチカかな?)、上下の書体とちょっと趣を異にしています。このあたりの書体のセレクト、扱いは、アルファベット・ネイティブはさすがに上手いなあと、つくずく感心してしまうのです。ぼくにとってみればある種の魔法です。さあ、よく目を凝らしてその違いを観てみてください(「EXPOFRUT」もちょっとだけギュッと感があるかな)。やっぱり、細部にこそ美は宿っています。

World Wide Wonderland Fruit Labels Issue; Cal:2012
02 february, expofrut / banana

ARGYLE SHOP
www.argyle-street.com/shop/2011/12/17/fruit-labels-cal2012/

untitled

Tuesday, January 24th, 2012

平成二十四年、元旦のお不動さん。険しい怒りの表情に対面し、背筋がすこし伸びる。あたらしい年の初めての写真。真っ白な鏡餅、それを供えるための真っ白な半紙に手の痕跡とささやかな気持ちが見えた。

オール・チャイコフスキー・プログラム

Monday, January 16th, 2012

All-Tchaikovsky_meguto persimmon-hall

アーガイルでは、一昨年、昨年に引き続き、大人気シリーズ「〈フレッシュ名曲コンサート〉めぐろパーシモンホール 春のコンサート」のポスター、フライヤーのグラフィックを担当しました。構成的なシンプル・スマートなグリッド感と新鮮なリズムと可読性を持ちえたコンデンス・タイポグラフィ、メランコリックな色彩・マティエールで、「オール・チャイコフスキー・プログラム」というモチーフを丁寧に叙情的に表現しました。今月1月下旬の開催です。お近くの方はぜひお立ち寄りいただけると嬉しく思います。

〈フレッシュ名曲コンサート〉めぐろパーシモンホール 春のコンサート
オール・チャイコフスキー・プログラム

新進音楽家を起用し、気軽に身近な会場で気軽に本格的なクラシック音楽の名曲を楽しんでいただくことを目的として開催する〈フレッシュ名曲コンサート〉。第8回東京音楽コンクール弦楽部門で第1位および聴衆賞受賞、高い評価を得ている若手ヴァイオリニスト二瓶真悠と読売日本交響楽団の共演にご期待ください。

http://www.persimmon.or.jp/hosting-performance/2119.php

■公演日 2012年1月29日(日)
■時間 14:30(開場)/15:00(開演)
■料金 全席指定:S席 3,500円/A席 2,500円/B席 1,500円/車椅子席:3,500円
■会場 めぐろパーシモンホール 大ホール

■チケットの取扱い
めぐろパーシモンホール 03-5701-2904 (10:00~19:00)
チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード:150-347)

■出演
ミハイル・レオンティエフ (指揮)
二瓶真悠 (ヴァイオリン)
読売日本交響楽団 (管弦楽)

■曲目
オール・チャイコフスキー・プログラム
オペラ『エフゲニー・オネーギン』第2幕より「ポロネーズ」
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
交響曲第5番 ホ短調 作品64

【内容に関するお問い合わせ】めぐろパーシモンホール 03-5701-2913

【主催】財団法人目黒区芸術文化振興財団/東京文化会館(財団法人東京都歴史文化財団)

【企画協力】東京オーケストラ事業協同組合

【託児サービスがあります】
公演日14日前までに、下記へお申し込みください(事前申込制)
・託児料 1名につき2,000円(公演当日の精算となります)
・申込先 めぐろパーシモンホールチケットセンター03-5701-2904

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ミハイル・レオンティエフ Mikhail Leontyev 指揮 Conductor
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1982年7月16日、ロシア生まれ。2000年、グリンカ記念サンクトペテルブルク国立アカデミー合唱学校を卒業。その後、リムスキー=コルサコフ記念サンクトペテルブルク音楽院で合唱指揮をタチアナ・ネムキナ=マルティノヴァ教授に師事。指揮をチェルヌシェンコ教授、ヨルマ・パヌラ教授等に師事。2008年、サンクトペテルブルクで開催された第5回プロコフィエフ国際指揮者コンクールにて「特別賞」と「ヤマハ賞」を受賞。2009年2月より、コーカサス地方のアカデミック・シンフォニーオーケストラの指揮者として活躍。

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二瓶真悠 Mayu Nihei ヴァイオリン Violin
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福島県郡山市出身。5歳より原田幸一郎氏のもとでヴァイオリンを始める。2002年第56回全日本学生音楽コンクールヴァイオリン部門東京大会第2位。2003年第13回日本クラシック音楽コンクール弦楽部門全国大会最高位。2007年IMA音楽賞ならびにスカラーシップ受賞。2008年金沢にて内外のコンクールにて優秀な成績をおさめた若き演奏家達によるIMAライジングコンサート出演。2009年第3回横浜国際音楽コンクール弦楽器部門高校の部第1位。審査委員長のオレグ・クリサ氏に激賞される。2010年第8回東京音楽コンクール弦楽部門第1位および聴衆賞。優勝者コンサートにおいてバルトークのヴァイオリン協奏曲第2番を演奏し絶賛される。これまでに、東京フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団などと共演、いずれも高い評価を得ている。現在、東京藝術大学音楽学部2年在学中。漆原朝子氏、原田幸一郎氏に師事。第40回江副育英会奨学生。

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読売日本交響楽団 Yomiuri Nippon Symphony Orchestra,Tokyo
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1962年、日本のオーケストラ音楽の振興と普及のために読売新聞社、日本テレビ放送網、読売テレビのグループ3社を母体に設立された。歴代常任指揮者を世界的指揮者が歴任し、現在はシルヴァン・カンブルランが第9代常任指揮者を、また下野竜也が正指揮者を務めている。現在、サントリーホールでの年間11回の定期演奏会を軸に計5シリーズを揃え、最先端のプログラムから聴きやすい名曲プログラムまで、充実した内容で聴衆を魅了している。
また、社会貢献活動として各地の病院で「ハートフル・コンサート」を続けるとともに、小中学校での「フレンドシップ・コンサート」も手掛ける。地域貢献活動では「サロン・コンサート」も開催、クラシック音楽ファンの拡大に地道な努力を続けている。なお、定期演奏会などの様子は日本テレビ「読響Symphonic Live~深夜の音楽会」で放送されているほか、インターネットでも動画配信され、好評を得ている。
オフィシャルサイト http://yomikyo.or.jp/

01 january, saturno / honey dew

Thursday, January 5th, 2012

frut-lables-cai-jan1_2012

2012年の〈フルーツシールカレンダー〉のトップを飾るのは、ハネデューメロンの「saturno」。黒と黄の視認性の高い配色を持つこの大きなシールは、薄緑のハネデューメロンにコントラストを与え、ドラマティックさを強く演出しています。
でも、なぜ土星なのか? ローマ神話の “農耕神 サートゥルヌス” からの由来といわれるサターン。大きなハネデューメロンの佇まいが、土星のように見えたのとを、上手く引っ掛けたのかもしれませんね。
いずれにしても、効果的な少ない色数でシンプルに纏められた、とても好きなデザインの一枚です。

World Wide Wonderland Fruit Labels Issue; Cal:2012
01 january, saturno / honey dew

ARGYLE SHOP
www.argyle-street.com/shop/2011/12/17/fruit-labels-cal2012/

壽春

Sunday, January 1st, 2012

greeting_2012

〈壽春〉
ご清福をこゝろからお祈り申し上げます

「ありふれたものを再び見つめ直すこと。」
そういった眼差しをずっと大切にしていました。今年もよりフラットで平等な視線を持ち、観ることのレッスン、アーガイルらしいふつうへのアプローチを続けて行きたいと思っています。
本年も変わらぬご愛顧の程どうぞよろしくお願い申し上げます。

平成二十四年 元旦

アーガイルストリート
argyle street tea room, is not a cafe